z32 中古車の注意点②|内装編:ドアノブの白化は定番

フェアレディz32 中古車の注意点②は内装編です。

中でもドアノブとダッシュボード・ノブの白化は定番です。

車高調が入ってる車両でも、リアの内装パネルから調整弁が出てないと減衰調整ができません。減衰調整するたびに内装を外す必要が出てきます。

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目次

z32 中古車の注意点②:内装編

エアコン・ライトスイッチパネルのガタツキ

左右にあるエアコン・ライトスイッチの筐体は、背部にある別パーツの取り付けボスが破損してガタ付きます。

エアコンスイッチのガタ付きを確認

ライトスイッチのガタ付きを確認

軽く触るだけでガタ付きの有無はわかります。この車両は大丈夫です。

マニュアルエアコンの操作ボタンの紛失

マニュアルエアコンの強弱を設定するスイッチは触る機会が多いのですが、外れることがあります。

外れたままの中古車もごく稀にあったりするので注意。

内張の剥がれ

運転席シート背部の内装剥がれ

拡大

内張は剥がれていたりするので一通り確認してみてください。

tバールーフの収納袋の有無

tバールーフを入れる袋が2つあります。だいたいリアハッチに置かれていますが、ないよりあったほうが良いと思います。

tバールーフ内張の波打ち

上:劣化品、下:新品

tバールーフの開閉スイッチがある内張は波打って劣化します。新品との違いは一目瞭然です。

tバールーフの開閉確認

雨漏り防止のために、DIYでtバーを接着してるz32もあります。個人売買で買う場合は見たほうが良いと思います。

ダッシュボード・ノブの白化

『純正で白色だっけか?』と思うほど、内装のドアノブとダッシュボード・ノブは大抵、白化してます。

初期型のダッシュボード・ノブの白化

応急処置して色が戻った状態

市販されている白化対策材を塗布すると、ある程度は戻ります。このときはカーメイトの「黒樹脂復活」を使用してます。

ドアノブの白化

運転席・助手席側のドアノブはよく白化してます。

草ヒロ・初期型のドアノブ:白化して真っ白に。

完全に白化して真っ白になった初期型のドアノブです。本当は黒色です。

正常な最終型のドアノブ

白化するのは決まって、運転席・助手席側のドアノブ、ダッシュボード・ノブの3箇所です。

トノカバーの樹脂部白化

リアトランクに設置する初期型のトノカバーも白化しました。

初期型のトノカバー:白化して真っ白

トノカバーは一度も使用したことがないので気にはしてないのですが『ここも白化する』ということで紹介しました。

ステアリングの表皮剥がれ

z32はエアバック有無のステアリングがありますが、持ち手の表皮がもれなく剥がれます。

純正ステアリング(エアバック無)の表皮剥がれ

最終型・ステアリング(エアバック付き)の表皮剥がれ

社外に交換するか補修が必要になってきます。

運転席側シートの破れ・擦れ傷

最終型の運転席シート:擦れが目立つ

納車時からのシート破れ(直してない)

乗り降りの多い運転席シートは破れたり、擦れ傷が目立ってきます。

初期型のダッシュボードの浮き

初期型は対策しないと、デフブロスターあたりのダッシュボードが浮きます。

参考・・・ダッシュボードの浮きの修理要領(ダットサンフリーウェイ)

 車高調が入ってる場合はリア内装から調整弁が出ているか

リア側:GReddy パフォーマンスダンパー タイプSの減衰調整弁

z32のリア側は、内装をはがないと車高調の減衰が調整できません。そのため、写真のようにキットに減衰調整弁が付属していて、内装を外さなくても減衰が調整できるようにします。

車高調が仮に入っている中古車でも調整弁が出てないと、減衰調整がめんどくさいと思います。たいていの中古車は、調整弁は出てませんが…!

写真の車高調はすでに製廃です。

リアハッチの内張りをめくって、水溜まりがないか

草ヒロ化している初期型z32:リアハッチに水たまりができている

写真は草ヒロ化している自分の初期型z32ですが、いつの間にかにリアハッチ内に水たまりができています。

念の為、内装をめくって確認したほうがいいかもしれません。

まとめ

今回は、z32中古車の注意点③内装編をまとめてきました。

ドアノブとダッシュボード・ノブの白化は定番ですね。だいたいの中古車は白化して真っ白になってます。

機能的に困ることはないですが、気になる方は確認してみてください。

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