その時は突然に…。
去る2023年12月末、z32のVG30DETTがまさかのエンジンブローしました。今年1月からショップでエンジンオーバーホールをしてもらっている最中です。
そろそろエンジン組み立てが始まるので途中経過を記録しておきます。
朝乗ろうとしたらエンジンがかからない ➡ 調査の結果、6発目の圧縮がない
昨年12月末、いつものようにz32に乗ろうとしたらエンジンがかかりませんでした。
すぐに積車でショップに運び入れてもらい、ショップに修理依頼。調査の件、6番の圧縮がないということが判明。つまりエンジンブロー。
すぐにエンジンオーバーホールを依頼して、目下作業をしてもらっています。
ショップには前金100万円の振込を即完了。去れども、ここからさらに膨れ上がるかもしれない修理費にうっすらと覚悟を決めたのである….。
ここまでが2024年1月上旬の出来事。
z32に乗り始めて約10年、初のエンジンブロー。
振り返れば1月1日に石川地震、その翌日に自衛隊機炎上事故。かたや自分のz32は不動置物化とショッキングな年末年始でしたヨ。
それでも幸運だったのは予算に比較的余裕があった事と自宅でエンジンブローしたことです。これで遠出やサーキットでエンジンブローしてたらその後の処理がもっと大変だったはずでしょう。
ショップでバラしたエンジンを写真を撮りました。写真右奥 6番の圧縮が今回なくなりました。もともと、40万円で購入した走行距離不明の初期型z32のエンジンだったためか、中はカーボンだらけでひどい状態だったようです。
ここから洗浄、面研、色々打ち替えしてもらってます。きっとキレイになって帰ってくるはず。
エンジンオーバーホールの最中にも検討事項は増える(『家電のお買い物』ではない)
一応、今月からエンジンの組み立て開始。そのうちに車検が切れたからそれも取る。よって、車検の費用も上乗せ。
さらにインジェクターとオイルクーラーをどうするかって問題が浮上。
純正インジェクター1個で3万円ちょい、6個で18万円越えです。オーバーホールだとその半分らしいのだけど結局、(熱害で)プラスチックの箇所が割れてそこから漏れる事例があるらしい。それ聞くと、新品交換しかないのかなぁと思ってます。それは前金100万円の中には入っていないかもしれない。
さらにオイルクーラーのアップデート。純正から10段に変更する際にオイルクーラー用ブラケットの製作。そしてVG30は信号待ちなどの停車状態ではオイルクーラーにオイルが循環しない仕様らしい。ちゃんとオイルが循環する仕様にするためにエンジンが降りた状態で加工を行う…。
そのような話を聞くにやるなら今しかないと、お金の計算を頭の中で反芻させてしまう。その費用は勿論前金100万円の中には入っていない。
こんな感じでエンジンオーバーホールと言っても、車の状態によって検討事項は変わりますね。純正部品の値上がりもボディブローのように効いてきます。
z32のエンジンオーバーホールを検討中の方に役立てば幸いです。
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