本記事ではZEEK z32の販売価格と仕様などを紹介していきます。
ZEEK z32は株式会社アゲインが販売していたコンプリートカーです。アブフラッグ BOLD Zという兄弟車も存在しています。
鮮やかなミントグリーンのボディ色がZEEKのコンプリートカーの特徴でした。ZEEK z32のグレードは3つあり、最上級グレードの300zx+αの販売価格1000万円を超えていました。
その車両らの仕様や当時の販売価格などがわかりましたので紹介します。
ZEEK z32の販売価格と仕様が凄い!最高速度は310km/h!
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ZEEK z32の販売価格が凄いですw
90年代初頭、ZEEK z32のコンプリートモデルは最上級モデルの300ZX-α、BiTURBO、NAの3つが発売されていました。
300ZX-αは驚きの1000万円越えでしたからバブリーですよね。
当時、何台売れたんでしょうか?う~ん、バブル景気の力で10台前後は売れたんだろうか。。
価格の妥当性について、左ハンドルの新車+チューニング費用を積み上げていけば1000万円は超えるなぁと見積もれます。
zeekのz32が走っている姿は、所さんとクワマンが試乗したときの映像がInter-熱湯に残されています。
所さんいわく『zeekは大人の乱暴さアリ』とのこと。
最高速度は310[km/h]を記録し、
エンジンはTD05 16G、ステンレス等長エキマニ、前置きインタークーラーなどにより510馬力を発生しています。
最高速度は310km/hを記録していたようですから、十分すぎる性能かと思います。
ボディは130mmワイド化されており、フロント・リアともにパナスポーツG7 18インチホイールが装着されています。強化クラッチはおそらくトリプルプレートらしく、街中での運転はハードだった模様。
ミントグリーンのスタイルはラグジュアリー感が多少ありますが、内装はかなりスパルタンです。
計器類は370km/hのスピードメーター、ダッシュボードに追加メーターを埋め込み。シートはレカロSP-Aカーボン製フルバケットシートと4点シートベルトを装備。
フロントバンパーはポルシェ928のヘッドライトを使用した独特な形状をしています。長いこと眺めていると病みつきなるデザインなんですよね。
実際にサーキットでタイムが狙えるようなクルマだったかは定かではありませんが、バブルを象徴する1台だと個人的には思っています。
エアロパーツはアブフラッグから出ていた
各パーツの価格
- TD-05(6Gツインターボ)、ステンレス等長EXマニホールド、ツインレーシングウェストゲート:¥987,000
- インタークーラー:¥375,000
- オリジナルサスペンションキット:¥189,000
- 強化クラッチ:¥197,000
- ZEEK 300ZX オリジナルコンピュータ:¥148,000
- ZEEK 300ZX リアスポイラー:¥68,000
- ZEEK 300ZX エアロミラー:¥40,000
- ZEEK 300ZX スーパーサス:¥159,000
- ZEEK 300ZX ステンレスオーバルマフラー:¥238,000
ターボチューン用の部品はバラ売りされていたらしく、価格表も存在していました。
z32のツインターボが新車で500万円を超えていた時代にこうしたチューニングパーツを買った人たちは限られていたと思う。
今も昔もエアロパーツも値段は変わらないけど、マフラーや車高調は昔のオプションを見ていてもかなり高い(*_*)
ちなみに特徴的なフロントバンパーなどはアブフラッグから販売されていました。販売元の株式会社アゲインとアブフラッグのつながりは不明なんですが、SSアニマルしかり、様々なショップとともに作り上げた1台だったのでしょう。
マシン自体は現存している個体がレストアされました
zeekのz32は現存しているらしく、レストアされて今も走っているみたいです。
ミントグリーンの車体色はガンメタに再塗装されてエアロパーツも交換されています。機会があればぜひ見てみたいですねぇ~。
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