フェアレディz32を箱替えしてセミレストアすることになりました。
製作する車両は2シーター/ノーマルルーフ/5速/ツインターボです。
z32も年式的に大掛かりな整備が必要になってくる年式です。箱替え兼セミレストア日記では、少しでも参考になればと途中経過をまとめていきます。
フェアレディz32の箱替え兼セミレストアをおこなうことになった経緯
z32の箱替え兼セミレストアをおこなうことになった経緯についてです。
2016年4月に前期2シーター/Tバールーフ/オートマ/ツインターボを40万円で買いました。本当はノーマルルーフの5速ターボが理想だったのだけど、出なかったので妥協しました。
この車両をマニュアル化して乗ろうかなと思ってもいました。
ただ現実はそんな甘くなく、購入後にトラブルが色々と出ました。
そんなときに前期2シーター/ノーマルルーフ/オートマ/NAを安く譲ってもらうお話をいただきました。どうせお金をかけるのであれば、ノーマルルーフに箱替えしてセミレストアしてもらった方が自分の理想に近づくので、腹くくってやることに決めました。
もとはと言えば妥協してTバーの2シーターを買ったのが間違いでしたが、紆余曲折してノーマルルーフのツインターボに乗るチャンスを得た格好です。
ドナー車と製作するz32の仕様について
z32を2台使って、ノーマルルーフのツインターボを製作します。
- ドナー車:前期2シーター/Tバールーフ/オートマ/ツインターボ
- 移植先:前期2シーター/ノーマルルーフ/オートマ/NA
- 製作するz32:2シーター/ノーマルルーフ/5速MT/ツインターボ
ドナー車:前期2シーター/Tバールーフ/オートマ/ツインターボ
ドナー車の前期2シーター/Tバールーフ/オートマ/ツインターボ…
フルエアロでカッコいい車両でしたが、日常使用に支障が出る故障が多かったのでドナー車になってもらいました。エンジン本体、赤内装、ガナドールミラー、
前期Tバーのボディはやっぱり柔かったです。リフトにあげるとドアは閉まりづらくなります。
一方で『曲がる』の性能は意外と優れており、ワインディングの走りは2by2よりもずっと楽しかったです。
移植先:前期2シーター/ノーマルルーフ/オートマ/NA

移植先:前期2シーター/ノーマルルーフ/オートマ/NA
こちらが移植先の前期2シーター/ノーマルルーフ/オートマ/NAです。屋外保管されていた車両を安く譲っていただきました。
z32はノーマルルーフのボディ自体に価値があるので、たとえオートマのNAだとしてもチューニングベースとして使用できます。
製作するz32:2シーター/ノーマルルーフ/5速MT/ツインターボの方向性について
製作するz32の方向性は、基本的に純正+αの領域です。維持管理を考えて社外タービンも入れないし、ワイド化もしません。
- z32のフォルムを崩さないようにフルエアロ化
- ホイールは新品の17インチ
- 予算と維持管理を考えて、タービンは純正を選択。純正相当のブースト圧でセッティング
- 追加メーターは水温・油温・ブースト圧の3つ
箱替えといっても、エンジンルーム内の補記類などは刷新されるのでかなりお金がかかります。さらに社外タービンやワイド化をしていると、予算が足りません。
無理せず、長く維持するために純正タービンの仕様に留めておきました。
まとめ
z32の箱替え兼セミレストアのキックオフ記事として、それに至る経緯と製作するクルマの仕様をまとめてきました。
z32は複数のボディタイプがありますが、ノーマルルーフが欲しいのにTバーを買っちゃうと後悔の種が消えないです。Tバーの埋め加工とカーボンルーフ化というメニューは存在しますが、かなり高価だと聞きます。
結局、箱替えまでしてノーマルルーフに漂着することになったので、購入する前にボディタイプはしっかりと見極めた方がいいですね…!
次回から実際の作業の模様をお届けします。



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