本記事ではz32の熱対策をさらっと紹介します。
z32 ツインターボは熱対策が大切だと言われています。このクルマはエンジンルームに熱がこもりやすく、経年劣化でラジエーターの性能が落ちて水温上昇することが予想されます。
とくに注意しないといけないのが、ツインターボのほうですね。整備+αの対策をすると安心できると思います。NAは整備をするだけで十分で特別な対策は必要ないです(-_-)。
正しい対策をすれば、ツインターボでも問題ないと言われています。
この記事では僕がz32のセミレストアで行った熱対策も紹介しています。他にもあるかもしれませんが、その際はこの記事に追記していきますね。
水温・油温はz32 ツインターボの弱点?
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z32 ツインターボの弱点は水温・油温なのかなと思います。
夏になると、水温がみるみる内に上昇したなんて話は結構聞きます。油温のほうはサーキットに行く人は対策した方がいいかもしません。
お店のデモカーのz32 ツインターボに乗ったときは水温がとても安定していましたね。z32はいわく付きのクルマですが、対策をしっかりやれば大丈夫なんだなぁと安心したのを覚えています。
しかしながら、どうしてもお金はかかりますので取捨選択して対策をコツコツとしていく必要はあると思います。
z32 ツインターボの熱対策をさらっと紹介
- 水温・油温計の設置
- 冷却経路のリフレッシュ
- ラジエーターの容量アップ
- エアロボンネットの導入
- オイルクーラーの容量アップ
水温・油温計の設置
z32の熱対策は社外メーターを付けるところから始まります。正確な値をモニターできた方が熱対策の効果が正しく確認できると思います。
センサー類はまだまだ海外製を使用するのは不安がありますので、自分はdefiのメーターを取り付けました。
冷却経路のリフレッシュ
冷却水の配管は長年の使用により、中に不純物が溜まってくると思います。不純物が多くなってくると、冷却水の流速が下がることで水温が上昇します。僕はセミレストアの時にリフレッシュしてもらいました。
どこかのタイミングで冷却系路のリフレッシュは必要かと思います。
ラジエーターの容量アップ
もっともポピュラーな方法がラジエータの容量アップです。まだお店に確認できていないのだけど、おそらくアルミ2層式のタイプです。
厚みが純正より増すので、冷却ホースを切断して長さを調整する必要があります。
ラジエーターの容量アップだけではなく、冷却経路のリフレッシュも合わせるとより安定しそうです。
エアロボンネットの導入
エアロボンネットを導入して空気を抜くことも大切かと思います。デメリットとして雨の日や洗車の時は水が入る可能性があります。
まったく対策がされてない製品だと、部品が腐食しそうで怖いのでなるべくなら純正のアルミボンネットで済ませたいところでもあります。vis racingのボンネットはある程度は対策がされていますが、洗車の時は水がエンジンルーム内に入りますね。
オイルクーラーの容量アップ(油温対策)
z32にオイルクーラーを取り付けるのはかなりメンドクサイと言われています。ブラケットを増設して装着する必要があります。
セミレストアの案件では予算不足につき、容量アップは見送りました。
ちなみにヤフオクで売っているような汎用タイプのインタークーラーはz32には装着できないのでご注意ください。
まとめ:ラジエーターの容量アップが一番お手軽
社外メーターを取り付けて、ラジエーターの容量をアップして様子を見てみるのが一番お手軽かもしれませんね。
実際のところ、冷却系路のリフレッシュはわりと大がかりですしね(-_-)
ちなみに前置きインタークーラーにすると走行風が当たらない分、水温が上がります。いざというときの走行風も結構大切ですので、僕はz1 motorsports製の両出しインタークーラーを装着しました。
このあたりは好みにもよると思いますが、参考にしていただければと思います。