オネアミスの翼展の設定資料や絵コンテの写真等|設定の量は膨大だった件

オネアミスの翼展




オネアミスの翼展、最終日に滑り込みで行ってきました。

本記事では『こんな感じの展示会でした!』という部分が伝わればと思い、まとめてみました。

『オネアミスの翼の展示会やるのか~』なんて最初は呑気にしてましたが、そもそも美術館で劇場アニメの設定を中心とした展示会が開催されること自体が凄いです。

展示された製作素材はイメージイラスト、文字、建屋、乗物から工具まで多岐に渡っていました。写真撮影がOKでして、あとで見返したら350枚ぐらい撮ってた(´Д`)

この内容でお値段600円とは。。

その中でも個人的なお目当てだったのは山賀監督の創作メモと絵コンテでした。設定については最悪、発売されている設定資料数などを買えば一部は補完はできますが、この二つは出版化の可能性は低いです。

この機会を逃すと、お目にかかることはできないので行って良かったです。

Sponsored Link
Sponsored Link
Sponsored Link

オネアミスの翼の設定資料はとてつもなく膨大だった件

オネアミスの翼の人物設定

主要キャラよりも、乗り物・建物・道具・文字の設定のほうが膨大でした。展示会のテーマ『SFアニメができるまで』もそうですが、一つの世界を創造するためには人間以外の設定に注力しないとダメなんだなと感じた次第。

加えて、特に注目したいのが完成映像に使われた設定よりも、実際には使われることのなかった制作過程の素材資料が本作の背後に膨大な数として横たわりにの世界を形づくっていたことです。

それらのつくり手の多くは、工業デザイン、建築、美術を学ぶ学生やまだ無名のアニメーター達でしたが、山賀監督は作品にリアルな実感を創出するためには多種多様なセンスが必要と考え、彼らの個性が見えてきたところで得意な分野の素材資料を山ほどつくらせます。

しかし、監督はそれらの素材資料を作品中の世界を統一する目的でつくらせたわけではなく、むしろ個々の才能が生かされたアイデアやデザインなどを集め、そこから作品をひとつの世界へと徐々に構築していったのです。

引用元:特別展「王立宇宙軍 オネアミスの翼展 SFアニメができるまで」

山賀監督はスタッフに設定を大量に作らせて、オネアミスの世界を構築するのが仕事のやり方だったそうです。提出してもそのまま使われることもなく、没になった設定も沢山あるのだろうし、現場は色々と大変だったんじゃないかなと想像できます。

そうした埋もれた資料がこうした展示会で見れるのはうれしい限りですが、どれが没設定なのかあまり判別できなかったww

イメージイラスト

プロジェクトの初期に製作されたイメージイラストです。

これらはバンダイのプレゼン用に作られたものもあるらしく、劇中のイメージとはちょっと違う絵も含まれていますね。列車内の青年のイラストはとても鮮やかですし、戦時中だったオネアミスの世界とは少し違ったイメージです。

映画のプロットを構築し、現場でイメージを共有するためには大切な工程なんでしょうね。

設定資料集『COMPLITED FILE』を読んでいると、展示されなかったイメージイラストも掲載されています。逆に今回展示されたイメージイラストの多くは『COMPLITED FILE』に掲載されていません。

今回展示されなかったカラーイラストにストーリーを付けたストーリーボードは『COMPLITED FILE』には掲載されています。

膨大な設定資料はメカ系を抜粋

オネアミスの膨大な設定資料は今回の展示会でほぼメインといっても差し支えなかったと思います。あまりにも沢山ありすぎて、一部を抜粋して紹介します。

戦闘機や戦車の設定はたくさんありました。現代兵器っぽいけど、そうじゃないところを狙った絶妙なデザイン群だと思います。

衛星やロケットなどの設定も勿論ありました。ロケット整備場の描き込み具合が凄すぎw

劇中だと全体像が写っているシーンはそんなに多くないけど、設定として作っておかないとダメなんだろうなぁ~。

山賀監督の創作メモからは映画の成り立ちを垣間見ることができるはず

山賀監督の創作メモがスタート地点のすぐに展示されていました。

こうした創作メモが残っているのは凄いと思いますし、それを展示して頂けるのはありがたいです。現場の覚え書きみたいな素材は書籍化される可能性はないですし。

メモ書きですが、押井監督の字より読みやすいです。(押井監督の字はマジで読めない)

ただただ山賀監督の思考の断片を拾っている感じなので、また意味が把握しきれてないです。あとでゆっくり眺めたいと思います。

Sponsored Link

本編やパイロット版の絵コンテについて

オネアミスの翼(パイロット版)の絵コンテ

パイロット版絵コンテ

圧巻の絵コンテである。

コンテは劇場版とパイロット版の二つにくわえて、大きなコマで描かれた別バージョンのコンテもありました。劇場版の絵コンテは展示会のラストにずら~っと壁に貼り付けられていました。

絵コンテ集は発売されていないから、大部分が公開されるのは初なんじゃないかな?

パイロット版はテレビから映像がずっと流れていましたね。キャラ設定が固まっていないものの、本編のストーリーを丸ごと入れ込んだような作品。

地球をバックに人工衛星の接続リングがバラバラになるシーンとか凄いです。

他には戦車が丘を越える、戦闘機が対地ミサイル(?)を発射するシーンなど、当時リアルタイムで見られた方はさぞ驚いたと思います(^_^;)そうしたシーンはあますところなくコンテに描かれていたし、本編のコンテ以上に密度が濃かったです。

劇場コンテはメカのシーンが結構省略されていたので、パイロット版のほうが面白かった気がします。

本編のコンテで気になった事といえば、序盤のシロツグが戦闘機に搭乗するシーンや終盤の戦闘シーンは省略されているシーンが多かった気がします。僕は密かにそれを楽しみにしたのですがちょっと残念でした(*_*)

今回展示されたモノ以外にも絵コンテが存在していて、それは設定資料集『COMPLITED FILE』に30点ほど掲載されています。

こちらはほぼ原画に近いタッチで描かれており、完全版があるならぜひ見たいですね~。

おまけ

z32 2シーター ノーマルルーフ ツインターボの5速MT

八王子の美術館にはセミレストアが完了したz32で向かいました。

しかしエアロミラーがたためなかったので美術館地下の可動式駐車場の係り員に断られましたwミラーをたたまないと、駐車幅におさまらないのだよね…。改造車で美術館に行く人は気を付けてください(そんなの誰もない)

隣接エリアに駐車場が沢山あったので駐車自体には困らず。あと、近くにユーミンの実家の呉服店があるらしいのだけど、当日は知らなかったので行けませんでした。

パトレイバーezy はちアソビのイベント報告|版権絵のクレジット等

次週にパトレイバーのエベントがあったので、その時に行きました。まさかの2週間連続で八王子に行くことになるとは。。

Sponsored Link
Sponsored Link