映画『峠1016』の詳細やロケ地について|z32の仕様やエアロパーツ名も紹介




本記事では映画『峠1016』(正式名称:峠)の詳細を紹介します。

峠1016という動画をご存知でしょうか?

youtubeで2014年に公開され、すでに100万回以上再生されていますから知っている人も多いと思われます。

スポーツカーとは明らかに無縁そうな主婦がフェアレディz32を駆るというギャップが本作の魅力の一つでもあります。

z32のボディタイプはマニアックな2シーターのノーマルルーフですし、ボディ色はR33GT-Rでおなじみのミッドナイトパープル。欲しくても手に入らないレアもの(´Д`)

最近気になって調べたら、動画の詳細がわかってきました。

この動画は映画祭に出展された短編映画らしく、2014年にはグランプリも獲得しています。今回は、その時の審査員長の作品解説や個人的に調べてみたz32の仕様も紹介したいと思います。

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映画『峠1016』の詳細や神奈川県のロケ地について

映画のあらすじ

人里離れた山奥に住む中年夫婦。何をやっても不器用な妻と、物静かな夫。二人の間に会話は無い。唯一の日課は、妻が軽自動車を運転して夫を“ひと山越えた駅”まで送り迎えすること。

日々変わらず過ごしていたが、ある日、車は夫婦を象徴するように煙を吐く。

『峠1016』は船谷純矢監督による短編映画です。映画の正式名称は『峠』です。

この映画は、2014年の『第17回 小津安二郎記念・蓼科高原映画祭』で開催された第13回 短編映画コンクール部門に出展されました。

小津安二郎さんとは、第二次世界大戦前後に活躍された映画監督でして『東京物語』などが有名です。グラスに入ってる液体の高さを揃えたりと、こだわりは尋常じゃない監督だったようです。

映画作りはもっぱら蓼科高原(長野県茅野市)で行っていたらしく、それを記念して平成10年から『小津安二郎記念・蓼科高原映画祭』が始まりました。

この映画祭に出展された『峠』は見事グランプリを獲得し、監督の船谷純矢さんは表彰されて30万円を獲得しています参考サイト

youtubeでこの動画をアップロードしているのは監督ご自身だと思います。

次にロケ地の話にうつりますが、、

夫婦は神奈川県 相模原市の北方面に住んでいる設定のようです。

地元でもないので詳しくはありませんが、ロケ地を調べてみると駅への道順はごちゃごちゃですし、数十分で往復できる距離でもないみたい。

z32は道中、何回も亜空間にジャンプしてると思うw

ロケ地①:三井大橋

ロケ地②:JR相模線 相武台下駅


z32で旦那を送迎している駅はJR相模線 相武台下駅ですね。ここから新橋方面へ働きに行っているという設定らしい。ただ現在は駅が改修されちゃっているらしく、建屋の外観が変わっていますね。

ロケ地③:名手橋

ロケ地④:県道513号線

劇中だと三叉路を降りて県道515号線の峠道に入っていますが、実際の道は違ってますね。

ここは下で紹介している県道515号線の峠道の出口側でして、入口じゃないんですよね(*_*)

ロケ地⑤:県道515号線の峠道

この峠道はかなり狭くてz32の2by2で行くと、アウトかもしれない。

ロケ地⑥:アクセルターンを決めて旦那が悲鳴を上げた国道514号線

おまけ:R32 GT-Rを発見


ロケ地散策で偶然にもR32 GT-Rを発見。google mapに写り込む事自体、レアですね。

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審査委員長による『峠』の評価について

グランプリを獲得するほどの作品ですから、審査委員長による評価も残っています↓↓

【審査委員長 品評】・・・引用元のサイトはこちら

セリフは殆どなく、というより夫婦の間に会話はなく、決まりきった一組の夫婦の日常が綴られる。

その中心は朝夕の妻による夫の送迎だ。

山中の家から山を上り下って小駅まで。変化を呼ぶのは、いつも使っているミニバンがエンジンから煙を吐いたためである。そのため車庫の中で長く眠らされていた旧型のスポーツカータイプの車を出してくる。運転席に座布団を持ち込んだりその対応策がつづられるが、問題はエンジンのかかり具合の悪さだ。

最初は、ほとんどノロノロ運転だ。ところが、いつも割烹着を離さぬ太っちょのカミさんがどんどんこの車の運転に習熟していき、17時45分に駅に着くために30分前には出て行ったものが、日を重ねるにつれ、後は10分前に発動すれば充分間に合うようになるという具合だ。

この間の変化が巧みな省略法で、しかも運転中の夫と妻、それぞれの表情に生かされてユーモラスに展開する。

山場もある。

偶々、TVニュース番組の新橋駅頭での取材を受けて、いつもより遅く帰着した夫が、待っていた妻に17時55分から始まるニュースを見たいと言って急がせる場面。車は猛スピードで走るは走る。遂には夫が悲鳴を上げるまでに。ところが指を抜いた軍手でハンドルを握るカミさんはどこ吹く風。ギアチェンジやハンドル捌きも鮮やかにTV開始に間に合わせるのだ。

ところが二人それぞれの期待に反して夫の所はカットされていた。

奥さんに一言、という質問に対して彼はいったい何と答えていたのだろう。意外や、かあちゃん、いつも送り迎え有難う、などとこの無愛想な亭主にして答えていたのかもしれない。

それを見せないところが上手い。

そして、仮ナンバーの旧車を捨てて、新しく選ばれたのがオートバイである。そして、今や亭主を送った後、颯爽とカミさんが乗りつけるのは、景勝地のオートバイ族が屯する場所だった。今や一人前のライダー風にカミさんはサングラスなんかしちゃってる。

知らぬは亭主ばかりなり、カミさんは着実に成長しているのだ。

坦々と日常をたどりながら、女という存在の懐の深さを描き切って、なお作者たちは澄まし顔でいる。これぞ褒められるべき作家魂だと思う。

この映画の全貌は審査委員長の評価を読めばわかりますね。

劇中にはほとんどセリフがなく、サイレントものに近い要素がありますがストーリーはわかりやすいかと。

旦那の送迎に使っていた軽自動車が壊れて、z32に乗らざる負えなくなった妻が成長していく過程が描かれています。

最初はz32に苦戦していた妻がだんだんと乗り慣れてくるのが印象深く、ドライビンググローブの製作や最後はバイクも乗り出します。

z32をきっかけに、夫婦の人生に変化が生じるという不思議な作品。

z32が起用された理由は残念ながらわからないのだけど、ボディタイプやエアロなどについても紹介してきます。

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登場するz32の仕様やエアロパーツ名も紹介

登場するz32の仕様

  • 年式:1997年もしくは1998年の5型
  • ボディカラー:ミッドナイトパープル
  • ボディタイプ:2シーター/ノーマルルーフ
  • 駆動方式:NAの5速マニュアル
  • エアコン:マニュアル

エアロパーツ名

  • フロンバンパー:エボリューション
  • グリル:メーカー不明(参考サイト
  • サイドステップ:ペントルーフ(Pro Spec サイドスカート)
  • リアバンパー:アブフラッグ(Rear Bumper Spoiler ver. 300ZG )
  • リアウィング:スカイラインER34の純正流用
  • テールライト:最終型の純正流用(?)
  • マフラー:メーカー不明1本出し

この映画は、スポーツカーの中でもマニアックなz32の存在感があるからこそ、成立している気がします。

『フェアレディz32×不器用な主婦』という意外性のある組み合わせが多くの人の目に止まる仕掛けかと。『え、なんでz32なの?』と観客にパンチを効かせるには丁度良いんだよね、このクルマのマニアックさって。

もしシルビアやGTRだったらポピュラー過ぎて、納得感が逆に出ちゃうかも。

z32の仕様を簡単に説明すると、、

年式は1997年もしくは1998年で、モデルはおそらく5型だと思われます。一番のヒントはボディ色がミッドナイトパープルという点ですね(*_*)

この色は5型と最終型(6型)にしか採用されてません。さらにスピードメーターがブラックですから、このクルマは5型です。最終型のメーター色はホワイトです。

最終型であればメーター色はホワイト

どうでもいい話になってしまったけど、希少色のミッドナイトパープルじゃなければ何型がわからなかったと思う(オールペンされてるかどうかは無視)

流通しているz32は2by2がほとんどだけど、2シーター/ノーマルルーフ/NA/5速MTは本当にタマが少ない。

フロンバンパーはエボリューション製ですが、もしかしたらすでに製廃かも…。またリアウィングはスカイラインER34を流用しており、ここもマニアックですね(´Д`)

テールも最終型(6型)のホワイトテールに変更。

マフラーは一本出しでちょっとヤンチャな感じですね^^

あまり乗られていないのか、モール類は剥げています。この辺りはz32の泣き所の一つで、僕のも剥げ始めています><

価格も高くなっているから、新品が簡単に買えるレベルでもないです。たしか、ドア・クォーターモール左右で約5万円、ルーフモール左右で2万円ぐらいだったかな。ルーフはTバールーフだと、分割されてるからもっとメンドクサイ。


映画『峠』は2017年に香川県で開催されたさぬき映画祭でも上映されました。その時の予告編は↑の動画です。

なにかと、地方の映画祭でも上映されているみたいですから、機会があれば観に行ってみたいですね。

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