『Zコーナー』という言葉があります。
初めて聞いたときはZ形状のコーナーかなと思いました。S字形状のさらに上のタイトコーナー…というわけでもない模様。
どうやら、間瀬サーキットでフェアレディZ32に起こった不運な出来事だったようです。既に25年以上前の出来事ですが、未だに語り継がれています。
行ったことはないのですが、日本海間瀬サーキットは新潟県新潟市西蒲区間瀬にあります。Zコーナーの由来を知ってしまったのでいつかは行こうと思っています。
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1990年4月…間瀬サーキットでベスモ企画のドライビングレッスンが開催されました。
70スープラ、BNR-32、そしてZ32が間瀬サーキットに集結しました。どれも高価なクルマですが、90年の段階で購入している事が凄いと思います。
この中で街中で一番見ないのは70スープラでしょうか。動画に出てくるのは70スープラのターボAというグレードですが、500台しか生産されていない貴重グレードです。エンジンは3L直6の7M-GTEUです。
Z32ばかり注目してましたが、70スープラの貴重グレードが映っている動画だと思うと違った楽しみ方ができますね。1990年といえばホンダ・NSXもデビューしたわけで、まさにスポーツカー戦国時代の幕開けだったわけです。
70の次の80スープラは高騰していますね。Twitterでは頻繁に盗難の報告があったりと,嫌な方向で弾数が減っている気がします.
ガードレールをなぎ倒して宙を飛ぶZ32….そしてコース外の畑に落下。
悲劇のフェアレディZ32…通称『Zコーナー』の由来とは?
ガンさんのドライビングレッスンは順調に進んでいました。
参加者のタイムはガンさんの特訓の成果もあり、少しずつ良くなっていました。しかし、安心したのもつかの間、Z32がコントロールを失ってスタッフ陣の方へ突っ込んいきます。
Z32が突っ込んで来る中、真っ先に退避するガンさんとスタッフ…
奇跡的に怪我人はなく、Z32も無事。この出来事が発端となり、間瀬サーキットの45Rの7番ポスト前コーナは通称『Zコーナー』として長く語られ続けられるのでありました。
サーキットでのクラッシュは誰にでも起こりえますから、怖いですね。クラッシュ区間は下りで速度が出ますから、重いクルマの挙動が不安定になりそうです。
このサーキットに行く機会があれば、Zコーナーに注意して走りたいですね。
クラッシュ後のガンさんの気遣いとは?
クラッシュ後のガンさんの気遣いが流石プロです。
2by2乗りの人にすぐにコースに復帰するよう促します。私も経験がありますが、クラッシュした後は再び走るようにしないとトラウマが長く残ってしまいます。
素人ながらサーキットに行きますが、講習に参加して指導を受けたいですね。やはりプロからの講習は受けた方が闇雲に走り込むより、成長が早いなと考えています。
中には初めてのサーキットでクラッシュして嫌になってしまう人もいるんじゃないかなと。なんにせよ、高いお金で買ったクルマを一発廃車にすることだけは避けたいですね。